あれから一週間。
少しずつなんとも言い表せられなかった感情に名前がついた。
お互いに、言葉にしなかった、できなかったことを、
伝えてなかった。それ故に心に溝ができた。
お互いにキライじゃない、からこそ、
相手は気まずいのだと思う。
私は自分の身の上話で抵抗して話さないことはあまりない。
故に、人からよく色んな話をされる。
それから起こるのは、私が苦しい時に吸い寄せてしまうパワーを
強制的に分かち合おうとしているところがまずいのだ。
自分で書いていても何とおぞましいと思う。
私は頼り方を知らないのだと思う。
0か100かだから。
頼ると決めれば、とことん甘えてしまう
心を閉ざすと決めれたら、とことん開かない。
私は人としての初歩的なところが抜け落ちたまま、
年齢から求められる内面の外見だけを繕って生きてきたのかもしれない。
所詮、良い人から外れたら、
自分に価値などないと思っているからこそだろう。
少しずつ変わっていることは確か。
だけど一気に変われないことで失うものがあるとすれば、
こんなに悩ましいことは無い。