この世界はやはり綺麗な一面もある
一昨日、仕事終わりに一通の通知が。
友人から呼び出され、私はそのまま家に帰るか悩んだが、
夜遊びもしたことがない私にとって、
電車に揺られ、繁華街でお酒を飲むことは、
貴重な経験で、私は電車に飛び乗った。
が、それはいいものの、
思ったよりカラダが疲れていて、
足が棒みたいになりながら、
電車と地下鉄を乗り継いだ。
夜ご飯もろくに食べていなかったので、
カラオケでポテトをつまみ、
枯渇していた喉にメロンソーダをぶちこんだ。
その友人は去年、マッチングアプリでできた友人。
その友人の友達として紹介された人が転勤するらしく、その送別会とやら、(とはいっても飲んで話すだけで催し物はないが)をやっていた。
結構疲れていたみたいで、
普段しないのに電車で酔ったり、
目眩がしたり、お酒が入ってないのに
テンションがハイになったりと、
そこで初めていつもこれぐらい疲れてるんだなあと実感した。
地元以上の雪。チラチラ降る雪が、
ゆーっくり降りながら舞っていた。
繁華街は深夜になっても明るく、
地元では考えられない景色と人混みだった。
帰る頃にはもう朝の6時だった。
私は普段昼まで寝ているので、
朝日を見ることも朝の景色を見ることもそうない。
けど今日見た景色は全人類がもうとっくに見飽きた景色なのかもしれないが、
私には眩しく、真新しく見えた。
世の中思い通りにならないことばかりだけれど、それでも頑張らなきゃなあと思えた日だった。