「いつでも言って」の魔力
よく言われる言葉。
「いつでも頼ってね」「いつでも言ってね」
そう言ってくれる人は沢山居る。
でも本当に辛い時、それを続けてくれる人は少ない。
単発で救ってくれるだけ感謝すべきなのかもしれない。
でも悩みというのは長期的になることが多く、
長きに渡る支えが必要となる場合が多い。
それを理解できる人は、
その沢山の中で1人も居ない時がある。
それを絶望と言う。
私が悩み相談を受けるときは、
本当の意味での「いつでも」という意味を込め、
さらに長期的になると考えて、スタンバイしている。
会いに行ける距離なら、
会いに行って話を聞くし、
電話できるなら、いつだって電話をする。
でもここまでのことを望んではいけないと思いながらも、
いつか誰かがこの行いへの返しをしてくれないだろうか、
と傲慢な願いを今日も密かに思っている。