罪悪感
4日前だったか、私は旅立とうとしていた。
明後日起きれば、首には傷がこびりついていて、水で消そうと思っても消えなかった。
起きれば、少しずつ甦る記憶。
眠れないことへの焦り。食べれば眠くなると、
お菓子を食べ、それでも落ち着かず、友人に電話をした。
繋がることはなく、飲めないワインを炭酸水で薄めて、タバコを吸おうとしたけれど、
もう絶とうとしていた過去の私は、空箱だけを置いていて、
私の頭の中はもう洗面所に向かうことしか考えられ無くなった。
以前とは違うことをした。
動画を撮り、姉さんにだけ一言を添え、
メモ帳にその動画を姉さんに送るように書いて、私は_____。
それでも私は生きることを諦めきれなかった。
このまま苦しんで死にたくない。
こんなことをしていて、
もう生きているのか死んでいるのかわからないのに、それでも生きたいと思った自分が分からなくなった。