晴れを待ちわびて

トラウマを抱え、自律神経失調症になり、現在抑うつ状態と診断され、懸命に毎日生きていく日常ブログです。

皆、病を抱えているのだろうか

最近、イヤホンが壊れた。

数年使っていたgalaxys9に付属していたイヤホン。

急に右側が聞こえなくなった。

 

私はそのことからあることを思い出した。

 

以前働いていたホテルの上司が難聴で、

左側から話すと全く聞こえないというのが判明してから、

話すときは、肩を叩くか、右側に移動してから話すことにした。

 

その左耳は、ずーっとキーンとした耳鳴りが鳴っているような状況だと

教えてくれた。

 

その上司以外にも、私の料理の師匠も一回盲腸かどこかを手術してから、

体調が悪いと聞いていた。

 

その他にも血圧で引っかかっているとか、

色んな話を聞いた。

 

私は当時から目眩に悩まされていたため、

その上司に、辛くないのかと野暮な質問をした。

 

上司は「若い時は辛かった。でも今は――」と言った。

 

私はどうやって、その辛い状況から抜け出したのか知りたかった。

でも、分からず仕舞いだった。

 

私は高校時代に比べると、目眩に寛容にはなった。

「またかー」と思う。

 

高校時代は「何だよ!またかよ!邪魔するなよ!」と怒っていた。

 

もうそうならざるをえない状況に、

諦めざるを得ないのだろうか。

 

出逢う人、ほぼみんな病を抱えていることに気づく。

 

元気いっぱいで病に侵されていない人を見たことがない、

というのは大げさすぎるかもしれないが、

余り記憶にないところ、病で辛くなっている人を見たという証拠なのだろうか。

 

と思うと、私一人だけの苦しみだけではないのに、

どうして世界から剥離されたような痛みを感じる瞬間があるのだろうか。

 

私だけではないのに。

 

みんな、どうやって、その病を向き合い、

乗り越えているのか。

 

私はまた1つの考えるべきことを抱えて、

前に進まなければいけなくなってしまった。