晴れを待ちわびて

トラウマを抱え、自律神経失調症になり、現在抑うつ状態と診断され、懸命に毎日生きていく日常ブログです。

ずるむけの私

いつからだろう。自分の心や体に鎧をつけたのは。

それは感情や現実から守るための手段として、

自己防衛のために自然にできたものなのか。

 

地球上のどれぐらいの人が、

自分を理解できているのだろう。

 

私は、今日まで自分を完全に理解できているつもりで居た。

 

けれどそれは違った。

社会に出ている自分や普段の自分はある程度の鎧を身に着けていると。

 

辛くても、辛いと弱音を吐かない。泣かない。

苦しくても、我慢する。

 

当たり前かもしれないけれど、

その鎧を全て剥がされる瞬間を見た。

 

睡眠導入剤を飲むと、脳がマヒされて、

いつもの自分ではなくなる。

 

いや、言い方を変えれば、

感情が忙しなく動くのがきっと本当の自分。

 

色んな我が儘を本当は抱えているけれど、

大人だからと抑えつけているものが、

弾ける瞬間を目の前にすると、

いくら身体や年齢は年を重ねても、

子供時代から繋がっているんだと気づく。

 

決して、子供と大人と分断しているわけではないんだと。

 

そんなずるむけの私を見ると、

どれがストレスだったのかと分かることがある。

 

普段、社会的に良い大人として存在している私が、

ずるむけになったとき、どれほどの悩みや不安や焦燥感に駆られ、

どうしようもなく切なくなっているのか。

 

そこから紐解くと、

何に悩んでいるのかわかっていたりする。

 

何も薬を飲むからみなそうなるわけではないけれど、

本当の自分を知ると、何かどこかでの不快感が言葉として現れる瞬間がやってくる。

 

すると積年の重みが、

解ける瞬間がある。

 

これは積み重ねた分だけ暴れ出すのだろうか。

だとしたら、22年間分の感情を読み解いていかなければならない。

 

果てしない作業だけれど、

自分を知るいい旅なのかもしれない。