晴れを待ちわびて

トラウマを抱え、自律神経失調症になり、現在抑うつ状態と診断され、懸命に毎日生きていく日常ブログです。

「何者」でもない自分を探し求めて

あの頃。高校生の頃、やけに走っていた気がする。

まだ何者でもなかった僕らは、

それが何のなのかを探し求めて。

 

大人になればわかると思っていた。

この世の中の不条理さも何もかも。

 

けれど、大人になって思うのは、

子供の時よりも「わからなくなる」ことだ。

 

子供の頃よりも大人になれば、

皆と同じように働き、同じ思考と持つことをやんわりと指導される。

 

あの頃のような純粋で弾けた笑みを

私はいつ置いてきてしまっただろう。

 

子供の頃に感じた

大人への不信感をきっと忘れかけている。

 

そんな大人にだけはなりたくないと思ったのに。

 

少しずつそんな大人に近づいているのが

怖くて堪らないと思っている大人は私だけだろうか?